笛吹き入門日記

フルート練習日記(使用楽器はムラマツM40)と練習方法に関する雑感。おまけで粘膜下筋腫のこと。

はっぴょーかい(続)

緊張してるつもりはあんまりなかったのだけど、音はスカスカだし、出来てそうなとこもトチったり。まあそれは実力だからいいんだけど。

自分的にやっちまった感があるのは、うっかり譜面見てしまったことかな…演奏中どこを見るか決めておくのを忘れたせいです。

 

これも最近考えてること、自分の(とくに仕事のときの)リーダーシップスタイルについて。何かやりたい・できる人を盛り立てる形が定番化してたけど、自分で引っ張るストロングスタイルが必要な時もあるっていう話。ハードスキルが低いのにソフトスキルだけでどこまでやれるのかってのが引っかかってて引っ張れないんだけど…

 

でもソロ演奏なんてまさにこれ、下手でもなんでも自分で引っ張らねばなのよ。

 

そんなわけで、譜面を見ちゃったのがダメなわけではなく自分で引っ張る意識が薄いことがダメ。課題だな。

はっびょーかい

あれよあれよと言う間に当日。

 

言われていた時間にリハやって、本番やって、なので、どんなもんかなーと思って前後の人のリハを覗いてみたりする。

 

リハ時間10分しかないし会場の雰囲気見て本番どんな感じかなってちょっと考えてみるくらいなんだけど、そういう時間だって知らないと最後の練習時間にしちゃうよね…

適度に緊張感あるから「お、なんか出来た」と思うことも「あらー出来ないわ」と思うこともあるけど、あと1時間で何かができるようになることなんてないからねえ。

 

出来そうなことを少しでも多く出せるには?

平常心に近づけるかどうか、かな。

 

で、リハ見ていて思ったこと。

みんな譜面吹いちゃうよね…人前に立つっていったら聞いてもらって・聞かせてナンボなんだけどね…

ソロだから自分が引っ張るんだけど、伴奏が主旋律とるとこは抑えるか煽るかに変えるとかしないと立体構造=音楽にはなんないんだけどなあ。いい先生だけど流石にそこまでは教えてないか。

 

自分が気持ちいいを垂れ流す演者ではいたくないの。

 

ピアノ(伴奏)が見える位置で、ピアノ見ながら吹いてたら「正面みて吹いたほうが音が前に飛ぶので…」と先生に言われました。そりゃそうだ。

 

最近考えてる、欲の扱い方・自分の欲がどこにあるかについて考えながら暫しぼんやり。さて、行くか。

 

あと7日

ていうか実質今日しかないのではないか?

 

というところで悪癖が発覚。

右の小指に力が入りすぎる(ここで楽器を固定してる)ので指が回らない。

 

中音Dが絡むところが出てくるとコントロール出来ず、転んだり遅くなったり。もともと小指が長くて力があって重いバッグを小指だけで引っ掛けて持ち上げていられたりするし、これを当てにしてるところは普通の人より大きいのかもだけど、これではいかん。

足部管をめいっぱい手前に回せばいいかも。とりあえず余計に力が入ることはない。ただこれだとキーの根元部分を押さえるようになっちゃって塩梅悪そうだけど…これ研究してる時間はないなあ。

 

その他、運指の問題点。

 

F#の運指がうまくいかない。薬指を残すのはサックスも同じなのに何故…小指は押さえたままだからか、サックスは小指は低音ドと#で右手テーブルキー使う時だけだし。そもそもが右の薬指動かすの苦手なんよね、なぜか左はそこまでじゃないのに。

 

じつは中音Cの運指覚えていない。左の親指を離すっていうのを頭が理解してない。

 

高音域の難しい運指のところ、EまでとGは多分覚えたぽいけどF#とAを覚えてない(FとG#は譜面に出てこないので今回は無視)。

F#のとき左中指離す(低中音域との違い!)のと、Aの左は中指で右は人差し指てのが覚えられない…のにこれがペアで出てくるという。

 

平日吹く余裕ないのに、どうしよ…今更焦っても遅いのだが。

入院

持ち込み予約をしてたらしいのだけど完全に忘れており、慌てて持ち込み。

昼に「今日期限なんですけどー…」って電話もらっても。たまたま行けたからよかったものの…

 

胴のポスト曲がり、各所のガタつき直し、ケースのへたりきったクッション対策、消耗パーツ交換、分解清掃、など。

 

ちょっと古いくらい、リペアマン的にはどうってことないらしい。

「大丈夫です。もっと古いのも、もっとすごいのも来ますから。」と言い切ってた。

 

なんであれ技術者って尊敬だわー。

 

<コスト>

見込みで60000〜70000円

結構な幅だなあ…別にいいけど。

あと19日:伴奏合わせ

伴奏は専門の方がやってくださるんでした。

 

まずテンポ作って、一回通して、パートごと区切って誤魔化しかた…もとい、細かいところの仕上げかたの指示をもらって、最後また一回通して終わり。なかなか慌ただしい。

 

アインザッツが曖昧というかまちまちなのでやや混乱があったり。

そもそもわたし低音の人なので自分と別の音があると合わせにいこうとする癖があるっぽい。対旋律を聴いてるともいう(無理やり)。

 

ソロなので音が無いよりはゆっくりでも全部並べたほうがいいから無理に早くやろうとせず肝になる音を狙ってみては?などと。

伴奏譜を見ながら吹く練習したらいいかもね、と伴奏譜もらってきた。

 

通しで、止まらないのは意外にできない、偉い!と褒められました…これも昔とった杵柄ね。

 

へんにコブシを回したくないのでさらっとやりたいのだけど思った以上に引っ張っちゃったところがあったり。

 

先生が録音じゃなく録画してくれたの、面白かった。

 

日数ないけど、やれるだけはやりましょ。結局やっぱりお尻に火がつくまでやれないのだった。