笛吹き入門日記

フルート練習日記(使用楽器はムラマツM40)と練習方法に関する雑感。おまけで粘膜下筋腫のこと。

粘膜下筋腫のおはなし(4)

手術日を決めたその日にホルモン治療を開始するのは心の準備が足らず、先送り。

 

◆ホルモン治療

2017年5月に1回目の注射。前回までとは違う先生。特に診察的なものはなく「あ、今日は注射ね。腕とお腹どっちにうちます?」と聞かれる。どっち?と言われてもどっちがいいんですかね?と質問返ししたところ「ちょっと腫れるかもしれないからお腹のほうがいいかな。」とのことなので、お腹に太い針をプスリ。人生初の皮下投与。注射しとところは揉まないでねとのことだけど、言われると腹肉揉んでみたくなるような・・・普段リンパマッサージとかやれやれ言われてもやらないのに。

 

ネットの記事などによると、この注射(リュープリン)は副作用があって、生理を止めるので更年期のような症状が出ると。もらった説明書にも書いてあった。先生に聞いてみると「うーん、個人差なんですよね。まあ、出ると思っておいてもらえれば。1回目はないけど2回め以降からね。」とのこと。実際の更年期のリハーサルだと思っておけばいいのね、とお気楽にかまえておくことにする。

 

この注射のあと少し不正出血があったものの、2回めの注射のときまでには止まっていた。

 

6月、リュープリン2本め。またさらに違う先生、一番若い女医さん。「調子どうです?」と聞かれて「婦人科的に特に気になることはないけど咳が止まらない。」と答えたら「咳かよ!」とツッコミを受ける・・

「風邪をひいてると麻酔科の先生がいやがって手術中止になるから風邪はひかないでおいてね」というので「だから、咳は?」とさらに聞いたら「治しといてよ」みたいなお答え。自分のガラッパチは自覚あるけど、この方もけっこうなガラッパチねえ。わりと美女なのに。「生理は来た?」と聞かれ「不正出血がちょっとあったけどすぐ収まって、そのあとは来てない。」と答えたら、これも「あ、そう。オッケー。」みたいなお答え。さっくり注射して、おしまい。

 

7月、リュープリン3回目。5月のときと同じ先生。状況を聞かれて「ホットフラッシュなのか本当に暑くて多汗なのかわかんない。」と答えたら「まあ、そうですよね。気になる変化ってそのくらいですかね?」くらいに言われ、たしかにビビってたほど酷い症状はないなーと思い返す。

「手術って、レーザーメスで筋腫を掻き取る感じなんですかね?」と聞いてみたら「あの先生のやり方は正確にいうとちょっと違うんだけど、まあそんな感じ。詳しくは執刀医(執刀は最初2回の診察をした先生)に聞いて。」とのこと。

今回もお腹にプスっとやって、おしまい。

 

このあと注射した箇所の数cm横を蚊にさされてしまい、触らないように注意が必要だった・・

粘膜下筋腫のおはなし(3)

1つめの病院へ行ったあと仕事の状況が悪くてあまり余裕がなく(急いだところで筋腫の状態がそう変わるわけでもなし、という気持ちも確かにあった)、半年近く放置になってしまった。

 

◆病院探し(2)

子宮鏡下手術ができるところ、を探せばいいとわかったので日本産科婦人科学会のHPで認定医一覧を見ながらどこの病院にいるのかをまずチェック。内視鏡手術の方は多いけど、子宮鏡下手術の方はそんなに多くないので簡単。

技術認定医 | 一般の方へ | 日本産科婦人科内視鏡学会

 

次に、どこへ行くのかを絞り込み。ポイントは①実施件数が多い、②行きやすい、とした。何回か行かねばならないのであんまり遠いとか行きにくい場所だと億劫になるのと、実施件数が少ないのはやっぱりちょっと心配だし、待ち期間が長くなりそうなのもイヤだった。

 

その結果、選択肢はわりと簡単に絞れて、件数が一番多かったところがたまたま一番近かったので、そこへ紹介状を持っていくことにした。

 

・・・ちょっと時系列間違ってるかな?1つめの病院に最初に行ったときはまだ紹介状持っていなかったかも??

 

2017年の4月の始めに予約を取って初回診察。紹介状と前の病院でとってもらったMRIのデータなどを添えて提出。「粘膜下筋腫ということなので、子宮鏡下手術で取りたいです。」と言うと「まあ、見せてもらってからね。」みたいな感じ。

 

診療おわりの時にとりあえずの予約を入れて「生理が終わりかけ、5日目くらいがいいんだけど、ずれそうだったら変更して。」と言われていた。このところ順調だったのに少し遅れて、ちょっと微妙だったので電話確認したら「ちょっと見てみないとなんともいえないけど多分大丈夫だと思うからとりあえず予定どおりで来て」と先生が言ってますと。

 

というわけで予定の日に2回めの診察。中を見て「んー・・ちょっと早かったかー・・見にくいなあー・・・」って。先生、あのね?もう一回とか言わないでよ?

 

この子宮鏡検査って、子宮内に水を入れて膨らませた状態で観察するものだけど、膨らませた状態はそれなりに痛い。痛いというか、痛苦しいみたいな。分かってたらずらしたのに・・こっちも辛いんで早くしてくれと思いつつ我慢。えらいな、わたし。

やっと終わって、着替えて診察室へ移動して説明を聞くと「子宮鏡下手術でできるけど、このタイプにしてはまあまあ大きい。貧血ないの?ないなら鉄剤出さなくてもいいか。先にホルモン治療して少し小さくしてから取りたい、3回くらい。手術日いつがいいです?7月?8月?」と畳み掛けられてびっくり。

軽く半年から1年先になるもんだと思ってたので、聞かれてすぐいつがいいと言えず、しばらくだんまりに・・・7月はまだこの仕事ヤバいかもという勘が働き、かといって9月は旅行に行きたかったので、じゃあ8月で、と。その後は注射予定をぽんぽんと入れて、びっくりしてるうちに終了。

 

その日が目前に来てから気づいたのだけど、わたしがこのとき適当に消去法で選んだ8月23日って新月に加えて皆既日食。リセットにはもってこいの日だったのだった。すごいな、わたし(笑)

粘膜下筋腫のおはなし(2)

どこまで続くかな?

 

◆病院探し(1)

当然ですがインターネット頼み。検索・調査するのそんなにうまいほうではない自覚があるので、経験者な友人に聞いたりもした。

 

とりあえずわりと近所のクリニックの女医さんの評判が高かったので、診断書は持たずにしれっと外来へ行ってみることに。一度行って、検査予約したものの検査当日の仕事が猛烈に紛糾していて電話もできず。時間がないというより私事電話する気力を割けなかったのだ。

 

仕方なく別日予約して行ってみたら、まず、先生からお説教。そりゃあ、わたしが全面的に悪いのは認めますが、その言い分が「信頼関係が大事なのに、こんなのひどい。もし自分がどこかの病院を紹介してすっぽかされたら自分の信頼に関わるから紹介できない。」というもので、なんだかものすごい違和感を感じた。というか、怒った!

 

信頼関係ってなんじゃい!

 

初回の診察時に下半身丸出し状態のまま、看護師さんから次回診察時の説明だの事務的なことの説明とかされてるんですよ、わたし。確かにここはレディースクリニックでスタッフ全員女性だけど、パンツ履かずに隠すものもなく(大抵の病院はタオル置いて必要のないときは隠せるようにしてるものだと思うのだけど、ここにはそれがない!)婦人科診察台に座らされたまま丸出しで長々と説明聞かされる必要ないじゃん。こういう扱いしておいて「信頼関係」とかどうやって作るっていうんだろう?????ばかなの?????と。

 

診察室でキレて怒鳴り散らしてやろうかと思ったけどそんな甲斐はないだろなと思い険悪な雰囲気のまま、一応謝罪しつつ検査データだけもらってここにはお願いしない判断をした。セカンドオピニオン的に内診・子宮鏡検査・別病院でのMRI撮影をやって、結構な費用を払った。しかも結果を聞きにいったとき保険証を忘れて一旦自費支払いになってしまい、後日精算可能と言われたけど二度と行きたくない気分が優先されて、そのまま。ラクして稼がせるのも癪だなとは思いつつ、気分優先。

あーあ、無駄な出費。

 

まあ、でも、これの結果、近年の悩みの原因は判明。

わたしの筋腫は粘膜下筋腫という子宮の内側にせり出してできるタイプで、子宮内膜の表面積が増えてしまうことで経血が多くなったり生理痛が重くなりやすかったりという問題を起こしやすいものだった。但し、筋腫ができた場所はよろしくないものの、お腹を開いたり穴をあけなくて済む子宮鏡下手術という方法がとれるということがわかり、病院探しがうんと楽になった。

 

この女医さん、技術的にはとても優秀な人なんだろうなと思うけどコミュニケーションは疑問。医者って技術職だな、技術職って技術に長けているだけでは実はダメでコミュニケーション力も高くないと評価されないよな、翻ってコミュニケーション力は評価されているようだけど技術的には全く期待されていない自分の仕事を振り返らされたのだった。

つまづいたり転んだりしたとき、ただ起きあがるんではもったいない(笑)

粘膜下筋腫のおはなし(1)

どっか別ブログ立てたほうがいいのではと思わなくもないけど、めんどくさいのでいいや(爆)

 

◆始まり

2014年の人間ドックで「1.5cmの筋腫がある」と言われたものの、特に不都合なかったので放置。

 

2015年11月に不正出血があり、まあお年頃だしそんなこともあるかねと数日様子を見てみたけど止まる気配なし。病院に行ったら「生理が終わりきってない。それと筋腫が3.5cmくらいに育ってる。」と言われ、とりあえずホルモン剤プラノバール)を飲んで人工的に生理を起こさせて次回どうなるか様子見。これやると次の回(=12月)は大丈夫だった。でも1月にまた起きて再度プラノバール使用、これもまた次の回(=2月)は問題なし。

2回とも、副作用的なものは感じなかった・・・はず。鈍いのかも?

これ、上がるまで最大あと10年かそこら続くのかなあとちょっとうんざりな気分に。

 

これと同時くらい、2015年の夏くらいから生理のときの経血量がかなり多くなって、気を抜くとそこいら中に血液のシミを作るという事態になっていた。毎回ピークの3日間くらい外に出るのが億劫で仕方なくなって、これも上がるまで続くのかとうんざりな気分が増強。ただでさえ1ヶ月のうち5日か6日なにか垂れ流してるのって面倒なのに、これに加えて心配事が増えるって・・と。

 

人間ドックで「これ(出血増)、QOL観点でちょっと困ってる。」とぼやいたら「でも貧血ないんだよね?まあ、取ってもまたできるけど不便なら取ってもいいかもね・・紹介状書いとこか。」と。

先生に「どこ(の病院)がいいの?」と聞いたら「うーん、相性もあるからなんともいえないんだよね。」とやる気のないお返事だったので、そのたびに紹介状もらいに来ないといけないような面倒はあるかもしれないけど、いくつか行ってみて良さ気なところにしよう、と決めた。

それから、どこでどうやって取るのかの調査が始まった。

 

貧血についていうと、実際に血液検査しても貧血と言われたことは人生ここまで一度もないんだけど(といってもそもそもが低め安定)、ごくたまに家の中を3歩歩いて息があがるようなときがあったので本当にないわけではないかもしれない。

 

 

ちょっとだけ

あんまり間隔あけないようにしようと思って、ちょっとさわってみる。低音域のほうが出ないなあ。足部管ぶつけて低音CとC#出ないのは前からだけど。

 

<練習時間>

5分

 

<やったこと>

特に。軽く音出しだけ。

えいっ(気合い)

前回触ったの6月4日だって!キャー!

 

やっと心に余裕がでてきたので、ぼちぼちやろうかなと思いつつなかなかできなくていたけど、思い切って引っ張り出した。

 

  • 当然5分で酸欠(いまこうして書いてるけど画面がぼやけてる・・)
  • なにかつかめていたようなきがするけど、なんだっけ?
  • せっかく覚えた高音域の運指きれいに忘れた

当たればそれっぽい音は出るんだけどな、当たれば。

 

まあ、またぼちぼちやりましょうかね。

 

<練習時間>

10分

 

<やったこと>

特に。ぱらっと吹いただけ。

 

 

記念に

2016年の今日、6月4日に始めたみたいなので記念にちょこっと吹いてみた。11月以降余裕なくなってお留守なので、もうなにがなんだか分からん。

今月後半くらいからまたぼちぼち出来るといいんだけどな。

 

しかし、ちょっと吹かないと、ものの5分で酸欠になれるなあ。ふらふら。

 

<練習時間>

15分

 

<やったこと>

特に。パラパラっと吹いただけ。