粘膜下筋腫のおはなし(2)
どこまで続くかな?
◆病院探し(1)
当然ですがインターネット頼み。検索・調査するのそんなにうまいほうではない自覚があるので、経験者な友人に聞いたりもした。
とりあえずわりと近所のクリニックの女医さんの評判が高かったので、診断書は持たずにしれっと外来へ行ってみることに。一度行って、検査予約したものの検査当日の仕事が猛烈に紛糾していて電話もできず。時間がないというより私事電話する気力を割けなかったのだ。
仕方なく別日予約して行ってみたら、まず、先生からお説教。そりゃあ、わたしが全面的に悪いのは認めますが、その言い分が「信頼関係が大事なのに、こんなのひどい。もし自分がどこかの病院を紹介してすっぽかされたら自分の信頼に関わるから紹介できない。」というもので、なんだかものすごい違和感を感じた。というか、怒った!
信頼関係ってなんじゃい!
初回の診察時に下半身丸出し状態のまま、看護師さんから次回診察時の説明だの事務的なことの説明とかされてるんですよ、わたし。確かにここはレディースクリニックでスタッフ全員女性だけど、パンツ履かずに隠すものもなく(大抵の病院はタオル置いて必要のないときは隠せるようにしてるものだと思うのだけど、ここにはそれがない!)婦人科診察台に座らされたまま丸出しで長々と説明聞かされる必要ないじゃん。こういう扱いしておいて「信頼関係」とかどうやって作るっていうんだろう?????ばかなの?????と。
診察室でキレて怒鳴り散らしてやろうかと思ったけどそんな甲斐はないだろなと思い険悪な雰囲気のまま、一応謝罪しつつ検査データだけもらってここにはお願いしない判断をした。セカンドオピニオン的に内診・子宮鏡検査・別病院でのMRI撮影をやって、結構な費用を払った。しかも結果を聞きにいったとき保険証を忘れて一旦自費支払いになってしまい、後日精算可能と言われたけど二度と行きたくない気分が優先されて、そのまま。ラクして稼がせるのも癪だなとは思いつつ、気分優先。
あーあ、無駄な出費。
まあ、でも、これの結果、近年の悩みの原因は判明。
わたしの筋腫は粘膜下筋腫という子宮の内側にせり出してできるタイプで、子宮内膜の表面積が増えてしまうことで経血が多くなったり生理痛が重くなりやすかったりという問題を起こしやすいものだった。但し、筋腫ができた場所はよろしくないものの、お腹を開いたり穴をあけなくて済む子宮鏡下手術という方法がとれるということがわかり、病院探しがうんと楽になった。
この女医さん、技術的にはとても優秀な人なんだろうなと思うけどコミュニケーションは疑問。医者って技術職だな、技術職って技術に長けているだけでは実はダメでコミュニケーション力も高くないと評価されないよな、翻ってコミュニケーション力は評価されているようだけど技術的には全く期待されていない自分の仕事を振り返らされたのだった。
つまづいたり転んだりしたとき、ただ起きあがるんではもったいない(笑)
粘膜下筋腫のおはなし(1)
どっか別ブログ立てたほうがいいのではと思わなくもないけど、めんどくさいのでいいや(爆)
◆始まり
2014年の人間ドックで「1.5cmの筋腫がある」と言われたものの、特に不都合なかったので放置。
2015年11月に不正出血があり、まあお年頃だしそんなこともあるかねと数日様子を見てみたけど止まる気配なし。病院に行ったら「生理が終わりきってない。それと筋腫が3.5cmくらいに育ってる。」と言われ、とりあえずホルモン剤(プラノバール)を飲んで人工的に生理を起こさせて次回どうなるか様子見。これやると次の回(=12月)は大丈夫だった。でも1月にまた起きて再度プラノバール使用、これもまた次の回(=2月)は問題なし。
2回とも、副作用的なものは感じなかった・・・はず。鈍いのかも?
これ、上がるまで最大あと10年かそこら続くのかなあとちょっとうんざりな気分に。
これと同時くらい、2015年の夏くらいから生理のときの経血量がかなり多くなって、気を抜くとそこいら中に血液のシミを作るという事態になっていた。毎回ピークの3日間くらい外に出るのが億劫で仕方なくなって、これも上がるまで続くのかとうんざりな気分が増強。ただでさえ1ヶ月のうち5日か6日なにか垂れ流してるのって面倒なのに、これに加えて心配事が増えるって・・と。
人間ドックで「これ(出血増)、QOL観点でちょっと困ってる。」とぼやいたら「でも貧血ないんだよね?まあ、取ってもまたできるけど不便なら取ってもいいかもね・・紹介状書いとこか。」と。
先生に「どこ(の病院)がいいの?」と聞いたら「うーん、相性もあるからなんともいえないんだよね。」とやる気のないお返事だったので、そのたびに紹介状もらいに来ないといけないような面倒はあるかもしれないけど、いくつか行ってみて良さ気なところにしよう、と決めた。
それから、どこでどうやって取るのかの調査が始まった。
貧血についていうと、実際に血液検査しても貧血と言われたことは人生ここまで一度もないんだけど(といってもそもそもが低め安定)、ごくたまに家の中を3歩歩いて息があがるようなときがあったので本当にないわけではないかもしれない。