粘膜下筋腫のおはなし(5)
入院申し込みは3回目の注射のときにやったんだかな?2回目だったかな?なんとなくレールに乗せられて、進んでいく。
◆術前説明
手術当日の立ち会いする人を連れて来てねということだったので母を呼びつける。1人だけ深刻な顔をしていたが、当の本人はここ2年かそこらの面倒・厄介がなくなる期待でウキウキしてるし、先生にとってはただの業務だしで、へんな空間(笑)
ただ、この執刀医先生とは3ヶ月半ぶりに会ったわけなんだけど、なぜかちょっと印象が違った。ここからがお仕事の楽しい部分に違いないな、きっと!
当日持ってきてねと言われ承諾書類をもらって終了。
帰りに、母にお昼ごはん食べさせようと思い、何がいいか聞いたら「外でお好み焼き食べたことがないから、お好み焼き。」と言うではないか。本当ですかい!?
じゃあ好きなもの選んで、と任せて選んだものから考えると、こりゃ確かに・・・。そもそもが外食自体に不慣れなので、初めて来る店で変わり種を頼むとだいたい微妙という経験則がないというのは分かっていたけど。
彼女は選ぶほうが楽しいのか、まず確実なものを選んでもらうほうがいいのか、いまだ読み切れないので(多分彼女自身もどっちタイプなのか分かっていない)そうしたのだけど、いかにも『外で食べるお好み焼き』っぽくないものを選択させないよう誘導すべきだったなと反省。←要するに、美味しくなかった。あの店自体、もう使わないと思う。
◆入院当日(2017年8月22日)
直前に会った友人たちからはお見舞いいただいたり励まされたり、付き添いいらないのか聞かれたり。皆さん、ありがとうね・・当の本人は面倒から解放されるっていう気持ちばかりで、期間中のことをなーんも気にしていなかったのだが。呑気だなあ、わたし。
実は小学生時代に1週間ほど入院(リンパ管腫の切除)して小児病棟にいたことがある。初日こそホームシックになったようなならなかったような気がするけど、あとはお友達になったみんなと騒いだり暴れたりで連日「うるさい!」と怒られたり、置いてある本を片っ端から読み漁り、読むものなくなって退屈してナースセンターの貢ぎ物リストまで見ていて「こんなん見なくていい!」と怒られたり、怒られてるばっかりみたいだけど結局なんだか楽しい記憶だけが残っているからだと思う。
でもこれ期間中に誰も具合悪くならなかったからかもなあ・・日によっておとなしくしてる子はいただろうけど、そういうときはそっとしておかないといけないっていうのを皆わかっていて、残りの子たちで遊んでいた。
あ、あと、多分摂食障害で入院してきた子が夜は寝れないし家に帰りたいしで連日大騒ぎでちょっと困ったとか、退院する子がいると「お家に帰りたい」って大泣きする子がいて驚いたりとかは、あったなあ。わたし自身は最初から短期で帰れると思っているからあんまり気にならなかったけど、いつ帰れるのか分からず長くいる子はつらかっただろうな。
あらら、本題に入れないまま長くなったので、次へ。