体験レッスン その2
プライベートコーチサービスで先生(ここではコーチと呼んでいる)を探して体験レッスンに行ってきた。
かわいらしいというかおちゃめな感じの写真をプロフィールに載せていたけど、キャラクター的にはたぶんかなり男っぽく(初対面だからお互い探り合いだけど、まあそうだろう。同類。笑)、音もクラシックのスタイルにしてはぶっとくてややダークでちょっとびっくり。
構え方持ち方とか基礎練の仕方を聞きたいんですよねー、という話をしたら「アマチュアの方でそんなこと言う人、初めてです!いろいろネタはあるので教本とか持って来ればよかったですねー。」と。
まあ、普通そんなこと言う人いないってのは、わたしにだってわかります。
以下コメント。
- 低音域で顔が下向きがちで顎が引き気味になるのが気になる。歌口の縁に息をこするように吹けば音が出るのであって、楽器を内側に向けて吹き込むようにする必要はない。中音域はだいたいOK、安定までもう少しにみえる。
- 構え方は大きな問題はないが、肘をもうすこし緩めて楽器を持ち上げてやると三点支持はしやすいはず。特に左手、薬指小指が伸び気味になるのもこれで改善される。
- 右手は、理想的なのは親指が楽器より前に出ないことと言われている。気になるほどではない。
- 体格差や個体差でもかなり違うが、楽器を吹きに行くよりは自分に寄せるほうが良いと思う。
- 下半身を使って吹かないと重心が上に行きがち、これが原因で腱鞘炎になった。音にもパワーが出ない。(太もも前側が筋肉痛になるとのことだったけどヒールの靴でこれって膝きついし、ハムス使うと立ち姿かっこよくなるんじゃ…と思ったけどまあいいや。)
- ムラマツの楽器は音の立ち上がりが抜群。ヤマハでスタートして何本か持ち替えているがムラマツに戻った。ゴールドは2本目。
- フルートは息のスピード調整が肝なのでということでハーモニクスとか、腹だけで息を押し出すのとか、やってみるといいかも。
- 音もしっかりしているし、息の出口を細くしてまっすぐ前に吹くこと(実際は音域によって向きがやや違うにせよ)と、スピードコントロールができてくれば良いとおもう。
- 中音域C→Dで楽器がまわるのはそれほどきにならない。誰でも少しはある。
聞いた環境がばらばらなのでなんともいえないのだが、今日の先生の音だけが異色だった。わたしのイメージにあるフルートの音とだいぶ違う。こういう音が出したい、っていうのも特にはないのだけど(これはサックス時代からそうなのだが)、これはちょっと違うかなという印象。
話はしやすいし、ノウハウは沢山お持ちのようなので何回かやってもらうのもいいかな?
終了後に先生から今日のラップアップのメッセージが送られてきて、ちゃんとしたシステムだなーと感心。そりゃあ入会金8,000円だわ。