笛吹き入門日記

フルート練習日記(使用楽器はムラマツM40)と練習方法に関する雑感。おまけで粘膜下筋腫のこと。

上野星矢さんのパウエル

上野星矢さんがムラマツからパウエルに持ち替えたのが2017年2月だか3月なので、これはパウエルの音ね。

フルーター星矢 - YouTube

 

これは2011年のカルメン幻想曲

上野星矢 『カルメン幻想曲』 フルート超絶技巧!! - YouTube

 

パウエルのが今の好みだ。アルバムはまだ出ていないのね。

ダイナミックレンジが大きいことはまず正義

今日は出身母体の一つにルーツがあるやつのライブを見に行った。

 

  • 10できる人は通常時3とか4とかでやって、ここぞってときに7とか8に上げられるけど、もともと4とかしかなければ常に3か4かでやらざるを得ないので見るほうも演るほうも疲れる。
  • では4を(ひとまず)5ないし6に上げるには、全構成員が5に達するか、4しかないものを5に見えるコツを叩き込むか、どちらかしかない。
  • 一番重要なのは全構成員が「5以上になりたい」と思っているかどうかなのかも。
  • とはいえ10はゴールなわけでもなく、12でも50でもあるやね!なので4は4なりに楽しんだもの勝ち。いやべつに勝ち負け関係ないけど。
  • 楽器は歌うための道具、みんなもっと歌え。歌ってんじゃなくて喋ってるだけにするなよ。。

 

わざわざこのために遠くから来ていたり、長時間仕事だったり、個人練する時間なんてない中でやってるので「5になりたい」と思ってもそう簡単ではないというのも勿論分かってるけど、でもそう思うか思わないかは大きな違いだと思う。時間はなくとも経験はそれなりにあるわけだから、できるだけ最短ルートで4を4.1か4.2にする方法が何なのかはそれなりに考えつくはずだと思う。

考えつかないのは真剣に考えていないか、本当にできないのか・・・自力で考えつかないなら誰かに聞きゃいいじゃん(笑)

 

5にするにはやっぱり絶対量はある程度必要だと思うし、7にしたいなら本気で絶対量確保必須だと思うけど、そうじゃないし。

 

4とか5とか言ってるのは音量の話だけではなく、演奏技術も歌も全部。

 

 

Without a song the day would never end
Without a song the road would never bend
When things go wrong a man ain't got a friend
Without a song

詰めればどうにかなる?

朝イチでやるとか完全にやるやる詐欺

 

ふと思い出した「亜麻色の髪の乙女」の最初のフレーズが中音Cから高音Fっていう、いま何かが崩れてるわたしにめちゃめちゃちょうどよいので、そこだけ繰り返し。高音Aが出せれば次のフレーズできるんだけどな!

 

かなり無理矢理だけど何回かやってたらここ数日の悩みが解消。なんと。

 

原因は下唇の使い方がおかしくて歌口が遠くなりすぎてたことっぽい。どちらかというと下唇は楽器を固定するクッション(なんか矛盾する表現だな・・)として使って、上唇でコントロールする感じのほうが息の角度はつけやすい。

 

<練習時間>

20分

 

<やったこと>

中〜高音域

アンブシュアビルダー6番 中音Fから高音F

アンブシュアビルダー3番 中音Fから低音A#

重音!?

乾燥もイヤだけど、春の嵐+雨で濡れるのもね・・気温上がってても濡れるとまだ寒いし。

 

昨日もあんまりうまくいかなかったけど無理やりソノリテやったら低音息は息のスピード落として出そうとしていたので、アバチュア太すぎるんだなと思って高音域をピーピーやってちょっと修正。

 

ソノリテやってるあいだ下の倍音が出過ぎて重音みたいになってたからねえ、ひどい・・

やってなくてもそうはならない時もあるのに、なぜこうなったかは不明。まあいいけど。

 

<練習時間>

10分

 

<やったこと>

ソノリテ3拍+3拍 中音Hから低音D

高音域なんぼか

目標設定は常に難しい

たまに机に両肘をついて吹いてみるんだけど、運指によって楽器が回ったり動いたりするのがよく分かって面白い。

もちろん音出しでぱらぱらやるとき限定。これやったところで何かできるようになるわけではないしね。三点支持がきちんとできると動かないようにできるものなのかもしれないけど、まあこんなもんと思ってちょうどいいところを探すことにしてる。

 

ところでわたしの練習がちっとも進まないのは目標がないからだというのは分かってるんですが、目標というのは「あのフレーズができるようになる」とかが適切なのかしらね?

 

首周りにやたら力が入ってる感、だからなのか音がやけに細い。そして疲れた。。

 

<練習時間>

25分

 

<やったこと>

アンブシュアビルダー3番 中音Fから低音A

アンブシュアビルダー6番 中音Fから高音G

ちょっとぱらぱら

体験から学ぶ

実は平昌オリンピック見に行ってました。4泊5日の結構な弾丸で、見たものはアイスダンスショートダンスとフリーダンス、女子のショートプログラム

 

ちょっといつもの観戦旅行と違っていたのは、最近になって車椅子になった人と一緒でした。まあ、わたしはついていっただけで、三十年来のお友達の方たちが手配や事前確認から現地での交渉や動作のサポートから何からほとんどすべてのことをやっていたんですけどね。

 

状況は変わってしまったけれど出かけて行くというのがご本人のモチベーションになっていて、リハビリや各種検査や日々の生活のあれこれをこなして、医者には「なんでもやっていいよ」と背中を押されつつ「自己責任ですよ」とクギさされつつ。

 

ご本人の本気にほだされて皆でサポートすることにしたけど、どうする?と事前に話を聞かされたとき、このグループに付き合いの浅いわたしが入っちゃって良いものなのか逆に心配になって聞き返したら、ご本人が「彼女なら全然OK」と仰っていたというので、これはある意味名誉だと思って当初予定のまま同行させていただくことにした。このグループと一緒に行くといつも楽しいから今回もきっと楽しいし。

あと、手配全部やり直しも面倒だし、現地で一人で動くのもなんかちょっと寂しいし・・(爆)

 

ほんとはちょっと無謀だったのかもしれないけれど、結果的には、意志あるところに道あり、腹を括って本気でやればだいたいどうにかなるなと再認識。

自分の武器と足りないところもまた少し見えました。今後に活かす。

 

<気付き> 

  • 点字ブロックは車椅子にとってはバリア。そもそも、特に女性の筋力では車椅子の取り回しは大変なのだ、停車位置調整、横断歩道での段差、雨水等排水のための歩道についている傾斜、こういったものへの対応は自重を使って動かしてやらないといけない。
  • エレベーターはわかりにくい場所、電車のホームの端など使いづらい場所にあるのが多い
  • 航空会社は事前連絡しておけば出発地空港〜到着地空港のサポートはかなりやってもらえる(日系だから?便数の多いところだから?)
  • 電車の車椅子席は端にしかなく、ホームにあるリフト使用のため事前に依頼が必要だった(今回乗ったKTXは他の車両は車椅子のまま乗車できる席はなく、そもそも入り口も狭くて段差ありだった)
  • ホテルにバリアフリーの部屋はあったが、ここ!というところに手すりがなくて不自由した(こういう例は多いらしい)
  • 車椅子の介添1名で全部どうにかしようとするとかなりつらい。車椅子を押すと両手が塞がるので大きい荷物は持てなかった。ハンドルにひっかけておけばいいけど、あんまり重くすると今度は押すのに苦労する。身軽でいないときつい。
  • 車椅子だったり妊婦や半身麻痺の人がどういう場面でどれだけ困るのか(それってどういうことなのか)を少しでも知識として持ってるかどうかで想像力の働かせ方が大きく変わる。中学高校くらいで車椅子で街を歩く体験させたり、妊婦体験(あの器具なんて言うんだろ、胸とお腹に重しがついたやつ)させるの、これからは必須にしたらよいのでは。

 

<その他> 

  • ヘタクソな英語だったり共通言語なしだったりで交渉するコツは、要求をシンプルにして端的に「これがほしい」「これが必要」と言うこと。余計な遠慮や婉曲表現する気遣いはいらない(そういうのは日本語で言えばなんとなく伝わる!)
  • 健康は大事。特に、食事と睡眠。ストレスゼロの状態はありえないので、ストレッサーは適当に受け流したりサッサと離れてストレスを受けにくくすること。自分の「いつも」はどういう状態なのかを把握しておいて、いつもと違うと感じたらすぐ対応。

  •  

    モチベーションも大事!でももっと大事なのはやってみること、やり続けること、やりきること。

 

正直なところ、満員電車に乗ってくるベビーカーや車椅子ってちょっと困るよねと思ってましたが、それは自分の都合でしかないわけで。

他の人にだって都合はあるわけだし、明日は我が身でもあるし、お互い譲り合いがもっともっと必要というのを身をもって感じました。

とはいえあの満員電車や疲弊してるときに譲り合いしたり他者を思いやれるような心理的余裕を持つのは大変だけれど、せめて自分だけでも。できるときだけでも。

 

 

B-Day

・・だったんですが。普通にだらっと仕事して、牡蠣と芹のご飯作って(鍋炊き失敗して芯がすごいご飯になった!)、ちょこっと吹いた。

 

だらだらしすぎて遅くなっちゃって近所に気兼ねしたのか、細い音しか出なくてアララ・・